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カテゴリー「雑記」の記事一覧
だいぶ前から、やらななー、面倒やなー、と思っていた携帯の機種交換を終えた。
いや。まだ終わってない。
電話帳の移行がよくわからんので、手入力している。

折りたたみ携帯、いわゆるガラケーである。
ぼくの携帯の使用頻度は、メガネ拭きの布くらいの使用頻度である。
つまりほぼ使わない。
が、母親にマメに電話したいのでかけ放題プランにしている。

今回、3G携帯が使えなくなるのでしょうがなく機種交換したが、できればまだ使いたかった。
無料交換のハガキがきてソフトバンクに電話すると、電話がたらい回しになった上、三万数千円と言われた。
どうもかけ放題プランに変更したので、対象外とのこと。
一時間ほど時間を奪われた。

そこでYモバイルが料金が安いので、乗り換えようと、後日ショップに出向いた。
そこで話が食い違うので問い詰めたところ、ひと月前に料金プランが変わったとのことだった。
仕組みがややこしいので店員もこちらも把握するのに時間がかかる。
家族割やネット回線割の話が混在して話がシンプルにならない。
結局乗り換えても得がないので、時間を食っただけに終わった。

かなり嫌な気持ちになったのだが、そこで一つ学んだ。
もし仮に自分がお金持ちでお金に余裕があれば、こんな欺かれたような気分にはならないよな、という事。
つまり嫌な気持ちになるのは自分にお金への執着があるからなのではと考えた。
なるべくお金に囚われずに生きる為に日頃節約しているのであって、お金に執着してしまっては本末転倒だ。
ここは気にせず機種代金を払おう、しかし毎月の出費は妥協せず安く抑えようと考えた。

そして年が明けて別のお店に出向いた。
やはり店員さんも途中まで無料で交換する手続きと間違えた。
自社スタッフが混乱するような仕組みはどうかと思うが。。
やはり他のお客さんを見ていても仕組みがややこしいので、特に年配のお客さんは理解できなさそう。
しかしよく見ると若い店員さん達、めげずに親身に説明している。
多分お店のカラーなのだろう。
前行った店はそうではなかった。
若いのに偉い、いや若いからこそあの理不尽な仕組みに耐えれるのかも知れない(個人的見解)。
お陰で嫌な気分になる事なく手続きを済ますことができた。
しかしあの月々の支払いでの訳の分からないお金の取り方、やめた方がいいと思うのだが。。

まあ、今回書いたブログ、愚痴でしたね。。
50の誕生日である。
数年前に50になる記念にレスポールjr.を買おうかなと目論んでいたが、結局買ったのはFMステーションと任天堂スイッチのソフトの「なつもん」である。
「なつもん」は田舎での夏休みシュミレーションゲームで、子供らと夏休み
を疑似体験したくて購入した。
さて、面白いのだろうか?
早くやりたいなとワクワクしている。

本棚にFMステーションを置くスペースを作ろうと思い、休日に数冊本を売りに出かけた。
査定を待ってる間にブライアンアダムスのCD「レックレス」を見つけた。
中学の時にカセットテープで持ってたアルバムだ。
迷わず購入。
ヘブンは名曲だ。
FMステーションを見ながらブライアンアダムスを聴く幸せよ。。
ぼくの音楽の嗜好がFMステーションで作られていたのがよく分かった。
特集記事や広告の影響が面白い。

ここのところ詩を書くのを趣味に暮らしていたが、このままFMステーションに興味が移りそうな勢い。
インターネットで探しているうちに、僕が初めて買ったのは1986年の12号だと判明した。
そこから今回手に入れた14号から、12号のアメリカのアルバムチャートが何日付けのランキングなのかを割り出し、ネット上にその週のキャッシュボックス誌のPDFを見つけ出した。
1986年5月17日付のアルバムチャートでは、一位ホイットニーヒューストン、二位ヴァンヘイレンだったが、忘れていた三位はプリンス&ザ・レボリューションの「パレード」だった。
そうだそうだと思い出しスッキリした。
四位以下の並びもなんとなく覚えている。
12才の記憶力半端ない。

Cash Box 1986.5.17

そしてキャッシュボックスのTOP100チャートを眺めていると、異常な程に癒される。
あ、このバンドこの時このアルバムでランクインしてたんだ、なんて発見もある。
FMステーションを見ながら、当時聴いてて薄っすら記憶にある歌をユーチューブから拾い、カセットテープに録音していった。
49才最後の日はそうやって過ごした。
38年の時が流れて、同じ幸せに戻って来たのだ。
実に感慨深い。




A面
Without Your Love/Toto
Jacob's Ladder/Huey Lewis & the News
Almost Paradise/Mike Reno & Ann Wilson
In My Dreams/REO Speedwagon
Little Lies/Freetwood Mac
Crazy Crazy Nights/Kiss

B面
Live To Tell/Madonna
On My Own/Patti LaBelle & Michael McDonald
Chris Rea/On The Beach
Stuck With You/Huey Lewis & the News
Is This Love/Survivor


メルカリで何気に調べたら、中学一年生当時のFMステーションを見つけた。
アメリカのアルバムとシングルのそれぞれその週のTOP100チャートを掲載してて、他にも新譜情報や、FMラジオのオンエア曲、最新のステレオ機器やカセットテープ情報、来日アーティスト情報やインタビュー、そんなのを見て何を聴こう、何を買おうと胸を躍らせた雑誌だ。
当時の5倍近い値段だったけど、思わず買ってしまった。
届くのが楽しみ。
中国地方版なので、当時のラジオ番組も載っている。
ワクワクだ。
広告なんかも興味ある。

実家の物置を解体した時に、そんな雑誌やカセットテープを処分したのを悔やんでいたのだ。
他にも子供の頃遊んだプラモデル、チョロQ、プラ板、キン消し、そんなんを残しときゃ良かった。
なつくんは沢山の虫や恐竜のオモチャやぬいぐるみをどうするのだろう。
大人になってメルカリみたいなとこで買うようになるんだろうか。
インターネットでそういうのを探せるのは有難い。


数日後、FMステーションが届いた。

広告の懐かしさ、良い。
それから、あ、この記事や情報であれを聴きたくなったんや、と納得。
それから、あれ、そうだったん?ということも。
ボンジョヴィの大ヒットしたサードアルバムの影響でヨーロッパの「ファイナルカウントダウン」が出てきたと思っていたが、ヨーロッパの方が先なのね、とか。
あれ、あのラジオの番組まだやってなかったの?とか。

他にも当時の大らかさも感じれて良かった。
売ってください、買ってください、交換希望などで住所を載せてたり、アーティストの似顔絵を投稿したり、Q&Aの受け答えの感じとか。
あーいいなと思ったりした。

それにしてもチャートや新譜情報などを見てると、どうしても良作目白押しと感じる。

今度、旧友のしもちと会うので、持参して見せたいなと思う。






ぼくの使っているウォークマン。
ラジオも聴くことができるのである。
そしてテープがぐるぐる動いているのを感じるのは嬉しい。

中学の時、鉄平くんの家で見たAKAIのスリーヘッドのカセットデッキ。
再生ヘッドと録音ヘッドと消去ヘッドが分かれていて、録音しながら録音したばかりのカセットテープの音を聴ける優れもの。
各ヘッドが大きい分、音も良い(らしい)。
大人になったら欲しかった憧れのテープデッキ。
AKAIのデッキは、今では中古で買うしかないのだけど、人気があるため少しお高い。

TEACというメーカーは今もカセットデッキを生産してる唯一のメーカー(たしか)。
そして作りがシンプルなので壊れにくく、そして少し安い。
そのカセットデッキを作り続けているTEACは、なかなか好感の持てるメーカーである。
そこでぼくはTEACのデッキを買った。
V670という品番のデッキ。
少し子供の頃の夢とはメーカーが違うが、それでも嬉しい。
ヤフオクで落札して、届いて動作を確認して、問題なかった時はとても嬉しかった。
送料込みで六千円くらいで手に入った。
なかなかオススメのデッキです。

ウォークマンはメルカリでポータブルカセットプレーヤーを専門に修理して販売してる職人?がいる。
コンデンサーとベルトを交換してくれてるので、長く使える(と思う)。
ぼくの使ってるシリーズはシンプルな作りで壊れにくく(たぶん)、メタルテープも聴けるので良い。
そのメルカリの職人さんも、よくこのシリーズを修理して出品している。
五、六千円くらい。


昔バンドをやってた頃、デモテープを作っていた。
デモテープを作るのはとても楽しかったし、友達のバンドのテープもたくさん残っている。
そのカセットテープを聴きたくて10数年前に、日本橋で中古のカセットデッキを買った。
初代のV670だ。
それでデジタルに録音し直していた。

子供が生まれて数年、その初代のカセットデッキのV670は押入れにしまっていた。
それが良くなかったのか、あちこちガタがきてしまった。
しかしそのデッキで80年代の洋楽をユーチューブから録音して聴いてたら、カセットテープというものにハマってしまった。
何か当時の思いが蘇り、郷愁っていうのだろうか、たまらなくなる。
今、ヤフオクで手に入れた2代目のV670は調子良く動いている。
子供らには、父さんの宝物だと言っている。


ぼくの職場では、お正月休みが年内で最長の休みで、四連休。
本音を言えばもっと休みが欲しい。
年に3回くらいはしっかりと頭も体も休ませたいし、家族とも過ごしたい。
日本がヨーロッパのように積極的にバカンスを取ろうという風潮になったらいいのになと思う。

休みの間に鬼滅の刃の漫画を読み返そうかと思ったが、結局2巻まで読んだだけ。
それでも面白かった。鬼滅の刃には他の漫画には珍しい何かがある。
それが家族を描いていることなのか、日本人に伝わってきた何かなのかは上手く言語化できない。

今回読んでいて思ったのは、心の中の言葉が異常に多いこと。
とても現代的な気がする。
「スパイファミリー」もそうだ。
脳内の独り言が多い。
それが読んでいて多少辛く感じた。
今、自分がその脳内の独り言を整理したり見直したりしてるからだ。
おそらくそこが濁ると生きにくい。
しかし鬼滅の刃にはそれだからこそ現代人に響く何かがあるように思う。

とりあえずぼくは脳内の独り言を仕分けして、選別していらないものは根っこを見てけて処分し、ストレートな良いものを見つけようとしている。
そうすると、ごく自然に楽にいられるようになると予感している。

今日はスパイファミリーの劇場版映画を観に行く予定。

明けましておめでとうございます。
いつもブログを見にきてくれる人、感謝ばかりです。
狭い範囲の暮らしの中で書く事ばかりだし、自分でも癖がある人間と思っているので気がひけるのですね。

地震のニュースを見ているとおめでとうと言うのもどうかなと少し考え、結果よく分からなくなります。
常日頃から色んな良い悪い状態の人がいて、その中で配慮したりしなかったり。
ぼくとしては、自分の父親のような事例が複数起きたと思い、とても思いを馳せきれず。
結果、いつもの暮らしを感謝するしか出来ず、口をつむる。
そんな感じです。
被害が少なく抑えられるのを願うばかりです。
あとは周りに気を配って暮らすかなと。。

と、ベランダで日向ぼっこがてらブログを書いていたら、なつがきて、ベランダの鉢植えに植えてる野生のスミレにいるツマグロヒョウモンの幼虫の居場所を教えてくれた。
そんな日常でございます。


お年玉でおもちゃやぬいぐるみを買い、残った千三百円を持ってイオンモールに行ったなつ。
四百円のガチャをやった。
有毒危険生物シリーズ。
安っぽいクラゲとエイ以外の三つ狙いで、二種類のトカゲとムカデのどれかが欲しい模様。

1回目クラゲ。
2回目クラゲ。
あまりの安っぽさになつ涙が溢れでる。
お父さんが一つ買ってあげようと提案。
なつだけズルい、とななこ。
また、何か別のねと諌めて3回目エイ。
さらになつ悲しむ。
不憫なので最後ね、と言い4回目やる。
クラゲ。。
あまりのひどさに店の陰謀を疑う。
泣いてるところにお母さん登場。
お母さん5回目のお金出してくれる。
5回目、エイ。。
正月からあまりもの不運。
店を恨みイオンモールを巡るも、なつ悔しさが頭から離れない。
ななこがゲームセンターにいる間、なつとイオンモールを巡り、再びガチャの店に行きたいと言う。
父さんがもう一回やるからクラゲとエイが出たら、やったのは内緒にしようと提案。
なつも同意。
6回目ムカデ。

かつてムカデがこんなに輝いて見えたことはなかった。。


次の日近所を歩き周った。
分かれ道で棒を倒し、倒れた方に進む。
アカカベ薬局でお菓子を買い、途中つまみながら探索した。



この前買ったカセットテープのジェネシスのアルバムをよく聴いてます。
特に大作の長い曲が聴きごたえあって、B面の「ドミノ」から「スローイング・イット・オール・アウェイ」の流れなんか特に素晴らしい。
本来ベーシストのマイクラザフォードのギターは味がある。
トニーバンクスのキーボードは交響曲のよう。
シンフォニックって言うのかな。
全員の楽器が歌っている。
フィルコリンズのドラムも歌っている。
ジェネシスは何枚か聴いたが、このアルバムはサウンドやアンサンブルが完成しているように思う。
そしてこのアルバムを聴いていると中学生当時の記憶が蘇る。

当時の記憶。
中学一年生の頃に、小学校からスポーツ少年団で卓球をやっていた友達と洋楽を聴き始めた。
その友達を、しもちと鉄平くんと呼んでいた。
2人とも小学校一年生からの付き合い。
2人の家にはお父さんのステレオがあり、特に鉄平くんのお父さんは洋楽に精通していた。
そして三人で広島市内のダイイチ電気(しもちのお父さんが働いていた)に買い物に行った時に、当時のアメリカで売れていたヴァンヘイレンの「5150」のカセットテープを買った。
よく覚える。
横に「1984」のカセットテープも置いていた。
家に帰って聴いたら「ハローーベイベェーー♪」。
びっくりした。

そしてその後、しもちにホイットニーヒューストンのデビューアルバム、鉄平くんにブルーススプリングスティーンの「ボーンインザUSA」を借りてダビングした。
その三本のカセットテープが並んだ光景をよく覚えている。

しばらくしてジュリアンレノンの「スティックアラウンド」という曲のシングルレコードを買った。
よく覚えてないが、ジュリアンレノンを夜のヒットスタジオなんかで見たのかな?
そしたらじいちゃんが、自分の持ってたレコードプレーヤーを貸してくれた。
後で桑田バンドの「BAN BAN BAN」も買った気がする。

そんなこんなで洋楽を聴き出した頃、音楽の授業でビートルズの「イエスタデイ」を習った。
同じクラスだった鉄平くんは「家にレコードがある」と言っていた。
かっこいいなーと思い、ぼくも欲しくなりレコード屋さんにビートルズのLPを買いに行った。
「ヘルプ」か「1962〜1966」かで悩んだが、思い切って二枚組の「1962〜1966」を買った。
結果それで正解だった。
ハマってしまったのだ。
最初は初期の曲が好きだったけど、だんだん中期のジョンレノンの曲が好きになっていった。

その後、ロッドスチュワート、ジェネシスの「インビジブルタッチ」、ボストンの「サードステージ」とレコードを買っていった。
楽しかった。
15歳頃に、町のレンタルレコード店がレコードをCDに切り替える為に、レコードを大量に安く売り出していた。
かなりいいレコードを手に入れたので、当時それほど洋楽に入れ込んでいた僕ら三人は、地元の町では珍しかったのかもしれない。
そういう特別感も嬉しかった。

しもちとは今でも会っているが、鉄平くんは中学卒業以来会っていない。
卒業後、お父さんが家を出て行ったと聞いた。
よく知ってたお父さんだった。
それを思うと少し胸が痛む。
特にZZ TOPの「アフターバーナー」やホワイトスネイクを聴くと鉄平くんを思い出す。
元気にしてるといいな、と思うのだ。

クリスマスに子どもたちは、ぼくが起きる時間、四時半頃には起きてプレゼントを開けていた。
その嬉しそうなこと。。
八月上旬にいとこが来た時にやらしてもらったゲームで、それからずっと欲しい欲しいと言ってたので無理もない。
任天堂スイッチのマインクラフトとスマッシュブラザーズ。
見てると画面が綺麗だね。

家に帰ると、ななこは狼をペットにして草原を歩きまわっていた。
その狼とはぐれて騒いでいた。
なつに捕まえてもらい、どこかの島で落ち合って引き渡していた。
今のゲームはなかなかすごいことになってるのね。

別の日にななこがノートにマインクラフトの家の設計図を書いていた。
同じ事をぼくもファミコンのロードランナーでやっていた。
すごくノートが似ていたので、遺伝なんだろうかと驚いた。


また別の日の話。
近所に昔ながらのラーメン屋さんがあって、時々子供たちを連れて食べに行く。
よく子供に構ってくれるおじさんがいて、子供らも嬉しいのだろう、また行きたいといつも言う。
ラーメンもごく普通のラーメンで美味しい。
ななこがお気に入りのラーメンだ。
ぼくは餃子が気に入っている。
絶品。
ついついビールも頼んでしまった。
なつも餃子が好きで一人前半くらいは食べる。
そしていつも子供にお菓子をくれる。
悪いなと思いながら、子供たちもそれを期待している。
ちょっとした会話だけど地域の繋がりが感じられてよいなと思う。
もう行き始めて三、四年になるのかな。
好きな近所のお店だ。
隣の自転車屋さんも、この前初めていったけどアットホームでいいお店だった。
十年今のとこに住んでいるけど、少しずつ故郷になりつつあるような感じです。


中学生の頃に聴いてた洋楽を聴くと初恋を思い出す。
思えば相手がどんな人かなんて全然知らなかったよな、と思う。
そして今思うと、漫画やテレビにかなり啓蒙されてたんだと分かる。
80年代頃は恋愛の時代だった。
それで経済を回してたんだと思う。
若者が多かったから、車やデートにお金を使わせるように宣伝されていた。
それで皆がその通り、異性の為ならと惜しまずお金を費った。
若者が恋愛するように経済が仕向けていた。
それが今は消費のターゲットは若者ではないから、恋愛の啓蒙はほぼ無くなっている。
だから若者が恋愛をしないんだろうか。

ぼくが小さい頃は近所に年の近い姉妹や四姉妹なんかがいて、奴らにもまれて育った。
本当に今になって思えば、恋愛漫画やドラマなんかの女性像より、奴らの方が女性の実態に近かった。
自分の娘を見てると、甘え方、嫉妬の仕方、気の惹き方なんかの女の人の原型が見れて面白い。
おそらく、弟のなつなんかそれに翻弄されてるから、女性に幻想を抱かない気がする。

ぼくなんか幻想だらけだった。
高校の頃の恋愛は、実際話すと「え、そんな感じの人なん、、」ってなって終わった。
中学生の時は幻想があるもんだから、自分を高めなきゃとか、清い人でいなきゃ、という思いが芽生えた。
その芽生えたものが、後に音楽を通して似たような人に出会う元になったんだと思う。
そんでその自分を高めなきゃ、という気持ちは後生大事にかかえて生きてきた。
幻想があるのと無いの、どちらか良いのか良く分からない。
幻想があると恋ばかりしてる人になるんだろうか。
幻想が無ければ、惚れにくいが相手の良さをきちんと見極めて好きになるようになるんだろうか。
結局その人しだいな気がしないでもない。

しかし、生物としてみると恋愛は繁殖期の求愛行為であり、それは繁殖にいたる本能に根ざしたごく自然なものである。
繁殖期の求愛ダンスや鳥のさえずりみたいなものが、人間には和歌のような恋の詩や音楽のラブソングなどとして出てくるのは自然なことだろう。
本来なら恋愛はごく自然なもののはずが、歪んでしまうのは栄養が関係あると思われる。
生物なら栄養をたくさん蓄えた個体が過剰に生殖する力を得て、そこに繁殖力が集中する。
その辺りの栄養による繁殖力の過剰が人間の性欲の後ろめたさとなる。
その後ろめたさを取り除いたものが恋愛とも言える。
そうなると食事と恋愛には何かしら関係があると思える。
インスト食品ばかりだと何か歪みが出るようにも思うし、飽食でも歪みが出そうだ。

それから恋愛が歪むのにはマスコミの啓蒙もあるが、ラブソング自体が商品化している事もある。
繁殖期の自然な発露ではなく、作家として量産を求められたものが世に普及するし、量産されたものから本物を見極める手間もかかる。
それは長い間恋愛が経済に利用されてきたツケなのだと思う。
日本人に恋愛が自然なものとして戻ってくるといいなと、歳を重ねた今思う。
そしてやはり恋愛は若い頃の繁殖期の自然な発露であり、歳を重ねて次第に人と人とのいたわり合いに成熟し、人への愛というものに帰依していくべきである。
以上、食事や経済で恋愛が歪んでしまっているという持論でした。


休日に、ブログだか何だか分からない文章を書き始めるも、いつのまにかほぼ独り言です。
まぁ、いいやって感じで。。載せます。


=======

今、公園にいる。
寒いので人がほぼいないが、快晴なので陽にあたっていれば意外と暖かい。
しばらくぼんやり日光浴も良いかもしれない。
手元に水筒、本二冊、ペンとノート、iPod、などがある。

もうすぐ50才になるのだが、25才の誕生日に大阪に越してきたので、ちょうど広島と大阪で半分ずつ暮らした事になる。
すげぇのう、ホンマかいな?である。
げに長いこと時間が経ったのう、って感じで嘘やろ?である。
ぼく、言うとるが元々わし言うとったし、アイデンティティもよう分からんのである。
見る夢も広島と大阪が混じっとるしのう。
もうワヤですわ。
この25年も早かったが、こっからの25年はもっと早いだろうな。
もう子供の頃の記憶も、青年の頃の記憶も、30代の記憶も遠いので全て同じくらいの鮮明さで同列に並んでいる。
記憶の鮮明さは時間の近さにではなくて、その出来事のインパクトの強さに比例している。
おかしな感じだ。
きっと歳をとって子供返りするのは、子供の頃の記憶のインパクトが強いからだろう。

この前手に入れたジェネシスのアルバムを聴く。
やはり好きだ。
1986年発売だから1986引く1974で、12。
あれ、わし12才の時?
中1って12才なのか。
あと3年で、ななこ12ではないか。
いや、2年半くらいだぞ。
マジか?
あと2年半くらいで一生大事になるような物に出会う可能性があるって事なのか?
人生って貴重だな。
子供だ大人だと分けてる場合ではない。
もう本当にその人生の経験を尊重してやらねば。
良い事に気付いた。
ああ、もうA面最後の曲になる。
何も考えず、ただ聴こう。
あぁ、独り言口調になっている。。
「イン・トゥ・ディープ」だ。

========


次の日に独り言の続き

そう、12才で外国の音楽のベテランの本気の仕事を聴いてしまたっのだ。

ぼくの実家の家族はサザエさん一家みたいな構成で、フネさんとマスオさんが不在でワカメちゃんが男という感じで想像してもらえば分かりやすい。
フネさんが亡くなった後、波平さんが父子家庭を支え、サザエが嫁いですぐにマスオを亡くし磯野家に帰ってきて産んだタラちゃんがぼくだ。
波平さんよく頑張ったな、偉い。
タラちゃんのぼくが中学生になった頃、マツダという自動車会社を辞めて家でブラブラしてたワカメおじさんが、音楽に興味を持ったぼくにステレオ一式をまるまる貸してくれた。
挫折を知ってたワカメおじさんは優しかった。
そしてタラちゃんのぼくは当時バブル全盛のその頃、ステレオをいじりラジオやレコードから豊かな音楽の世界を知る事になったのであった。

こうやって書くと自分の境遇を客観的に考えられるもんだなあ。
高校から家を出たぼくにとっては、中学当時の音楽の記憶は家族の愛情とセットになっているようだ。
なのでエイティーズの音楽やカセットテープが、ぼくにとってとても温かい物に感じるという訳か。

じいちゃんは日本は戦争に負けてアメリカに家族制度を壊された、と言っていた。
そうかもしれない。
少子化は核家族化と関係があるんだろう。
それでもぼくは子供らにたくさん経験を与えてやりたいのだが、どうしたら良いんだろう。

こういう言葉を本で拾った。

本当に愛するのなら、詩人であることを止めなければならない
詩人であろうとするならば、彼は愛することを、生きることを諦めないといけない

分かる気がする。
   
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