忍者ブログ
   
カテゴリー「雑記」の記事一覧
3日続けて書いてみた。ろくな事が書けないから、書かなかったのだけど、文章を書いてみよう。1歩進むには、9ぐらい失敗せねばならず、9ぐらい「ああ、書かなければ良かった」と思っても、それでいいように思う。
 それは色んな事に言えるのではないだろうか。進んで恥をかくぐらいの気持ちで自分の場合ちょうど良い様に思う。

 そんなモードになった。


 さっき、走りながらVAN HALENの”5150”を聴いていた。今、自分に必要な音楽だ。喝を入れてくれるような音。そして凄く懐かしい音。

 今は必要な音楽しか聴かない時期みたい。5年おきくらいにそうなる。

 20歳の時はT.REXや、パワー・オブ・ドリームス。25の時はジェイムス・テイラーや、高田渡。
 30で、アメリカルーツのフォーク。35で、学生の時に聴きたくても結局聴けなかったバンドを聴きあさった。
 で、今が、中高生の時に聴いてたロックをこのんで聴いている。

 思えばフォークは鎮痛剤のような音楽だった。今はリボビタンDみたいなのが必要みたいなのだ。

 そういうのはたまに聴くぐらいでいいみたい。BGMなら、今は何を聴いてもそれなりに楽しめる、というか心地よく聴き流している。


 暑いけど、またまめに走ろうかな。
思い出したようにギターを持って歌ってみたんだけど、前より良くなっているような気になった。そんな事を書くとと自惚れみたいなんだけど、恥ずかしながらそう思った。
 ライブをやるとなるとまた別の問題になるだろうけど。

 どうも、僕に必要だったのはギターの練習じゃなくて、自由にギターを楽しんで弾く事、それから歌をしっかり歌う事、それに人生経験だったように思う。

 でも、ほんとにギターを弾いてない。久々に触った。20分ぐらい。

 それでも、なんだか自分がミュージシャンなんだと思えた。今まではそんな事思わなかったけど、こんなに体に音楽が染み付いて自由に歌えるんだと、驚いた。

 もしかすると勘違いかも知れないけれどなー。

最近聴いているのは、キッスとかAC/DCとか。地獄の何とかかんとかや、ロックしよう、と歌っているような歌。エアロスミスやヴァンへイレンもちょっと前に聴いていた。ストレートなロックは良いなと思いながら聴いている。

 そういえば全部中学生の時に聴いていた音楽だ。
 中学の時、エレキギターを手に入れて最初に弾いたのはキッスの曲。クレイジーナイトという、キッスが素顔で歌っていた頃の曲だった。たしかその曲でFのコードを覚えた。

 なんだかそういう風に聴く音楽は今、中学生モードだ。すごく肩ひじ張らずに音楽を聴けているような気がする。

 今まで音楽をやるにしても、他の事にしても気がつくと力んでしまっていた。けど、よし、力まずやろう、と思えば数秒で肩の力は抜けるものらしい。
ブログの背景の色を替えてみました。MediumSeaGreenという名の色らしい。

 元々、このページを作った時には、匿名で父親の事を書くページにしてみようと思っていた。当時頭にあった事を吐き出したかったんだと思う。それで、hoshi.tou3.comというのにしたのだった、そういえば。

 hoshiというのは、父親が僕に付けた名前を音読みにしたもの。


 名前というのは不思議だなぁ、と思っていた。
 新しい概念を「あれでもなく、それでもなく、これはこうこうこういうコンセプトでこういうような特徴があります」と説明するのではなくて、「これは□□□という名です」と決めてしまえば新しい物として認識してもらえるのではないかと思っていた。
 名前を付けるという事は、そのものを独立させることができる。

 話がそれました。
 僕は父親と会ったことはないのだけど、名前は付けてもらった。生まれたらこの名にしようと話していたそうで、男用、女用の名が用意してあった。だから、名前の2文字だけは父親が僕にくれたもので、メッセージでもある。
 その事に20代の頃に気付いて驚いた。たった2文字だけど、会った事のない父の想いが伝わるものだなぁ、と思い温かい気持ちになった。きっと真面目な人だったんだろうと思う。
 そういう事があったので、日本語、漢字、は奥深いなと思うようになった。
 ベランダの鉢植えアジサイが花をつけはじめている。冬の間は葉っぱが全部落ちていて枯れてるようだったのに、こんなに青々するとは。今年のは少し紫がかっている。花のシーズンは枯れないようにたっぷり水をあげないと。


 近頃、ひとつ乗り越えた気がする。ここに父親の死の事、統合失調症の事を書いたからだと思う。書く事でそれらを持って生きてく覚悟ができたんだろう。仕方のない事だし、それで得たもの知ったものもたくさんある。
 いわゆるカミングアウトで、自分のこだわりが小さくなった気がする。歌を作る動機が薄くなったのかもしれない。それでいいやと思う。曲ができなくてもかまわないような。
 一つやり残した事、それは「歌いたい」という事。もっと歌ってみたい。ギターも曲作りもあまり惹かれなくなってきている。弾いてないからだろうけど。でもまだしばらくとうぶんは音楽活動は保留だ。
 
 それから前のブログからここへのリンクを、そのうち消そうと考えています。僕の事を知っていてわざわざここまで見に来てくれている人には、統合失調症の事は知られても全然かまわないんだけど(むしろ知ってもらうべきだと思っている)、そうでない人には、特に会った事の無い人などには、誤解も多いような事柄なので。すみませんそのうち消します。”b-snail”で検索して来て頂くとありがたいです。

 いろいろ変化してきている。怠けないようにしたい。
何ヶ月か前にベランダの植木鉢に小さな三つ葉が生えているのを見つけたのだけど、最初は小さな葉っぱだったのがいつの間にかどんどん大きくなり、今ではボーボーになっています。
それが種をつけていて、触るとパチパチと破裂して種をまき散らします。
その破裂する様子が気持ち悪いです。
花は綺麗だけれど。
大黄花酢漿草(おおきばなかたばみ)という名らしいです。


さて、しばらくのあいだ、ここに何を書こうかと考えていました。
いったい誰に向けて書いているのだろう?
そう思っているとだんだん自問自答の文章になってきます。
そうなると父親の事や、それに関連するだろう統合失調症の事も出てくる。

僕は24歳の時に統合失調症の症状で急性錯乱状態になりました。
その後は半年ほどでほぼ回復して、再発もすることなく何も支障も無く過ごしています。
しかし、あれは何だったんだろうという思いはずっと持ち続けています。
確実に自分の人生と価値観を変えた出来事。
でもなかなか人に話せずにいた出来事。

この前調べてみて、初めてその時の症状にその後、統合失調症という名前が付いた事を知りました。
人それぞれ症状も違う事、生涯発病率が120人に1人ということも知りました。

もうあれから15年もたったので自分の中で整理できたのでしょう、やっと口にできるようになりました。
うまく書ければまた詳しく書いてみたいのですが、たぶん時間がかかるように思います。

部屋の模様替えをして、収納をあれこれ変えてみたらだいぶん広くなりました。
工夫したら快適になるもんだと、あらためて思ったりしています。

前回、父親の事を書いたらかなり楽になったのですが、もうあれだけ書けただけで、肩の荷が降りたような感じです。
細かいところは書かなくて良いような気になりました。

小さな事だけど、一歩進められたかもしれません。


家の近所が春っぽくなってきて、とても気持ちよいです。




近所の三光神社の裏手に、昔の陸軍の墓地があります。
なかなか広い所で、墓には明治の年号が刻んであるので、古くからある土地のようです。
そこの桜がとても綺麗でした。
普段は静かな場所が、にぎやかになっていたので余計綺麗に見えたのかも知れません。
古い物が残っているのは、良い物だなと思いました。


ところで最近、あるドキュメンタリー映画の中の、年をとった外国のミュージシャンの言葉にハッとしました。
言葉だけじゃなくて、言い方にもハッとした理由があるかも知れません。
その人は、「私の名は○○。○○という町でで生まれた。母は○○だ。私は私生児として生まれた。こんな事を話すのは知って欲しいからだ、私がどんな人間かを。」と言っていたのですが。

ちょうど、自分の事を知って貰う為には、自分に大きな影響のある父親の事を話せるようにならねば、と考えていたのです。
僕は生まれた時から母子家庭で育ったのですが、なるべくそれを人に言わないようにしていました。
聞いた人に気を使わせてしまう事や、暗い雰囲気になる事が申し訳なく感じていたのです。

でも、もう普通に話してもよい年齢なのかも知れない、と思うようになりました。
芯に関わる部分を話さずに生きていてはもったいないと感じています。
時間がかかるかも知れませんけれど、人に話せるように整理したいと思っています。

そんな事を考えていました。


サン=テグジュペリの「星の王子さま」のキツネとの会話は、いったいどんな内容だったかな、と思っていた。


「なつかせたもの、絆を結んだものしか、ほんとうに知ることはできないよ」
「人間たちはもう時間がなくなりすぎて、ほんとうには、なにも知ることができないでいる。…」


本をめくって、見たかったのはこの文章だ、と思ったのだけど。
僕は、さっき何を考えていたんだろうか。

過去に友人とゆっくり過ごしていて、ふと、普段は人に話せない事を喋ったりしたこと。
時間をかけて一つの歌との間に絆を作ること。


そんな事を考えていたような。
そうしたらキツネの話を思い出していた。

星の王子さまを読んでみようかと思う。
何度か読んだけど、あまりピンと来ていなかった。
でも、なぜか時々思い出すシーンがある。


最近ブルース・コバーンの「塩と太陽と時」を聴いていた。
このCDは何年前から持っていたんだろうか。
やっと、ピンと来た。


そんな事もあってキツネの話を思い出したような気もする。


Soundcloudという、音楽をアップして聴けるサイトにページを作ってみました。
持ってないから分からないんだけど、たぶんスマホでも聴けると思うんですが。
このブログのリンクから行く事ができるので、興味のある方、のぞいてみて下さい。



ふと、思い出した事。

子供の頃飼っていた猫が、たまにモグラを捕まえて、それを人の目に付く所に置いていました。
どうやって捕まえたのでしょうか。
穴の前で待ち伏せいていたのでしょうか。

祖父はその飼い猫を褒めていました。
モグラいると、田んぼに掘った穴から水が漏れるからです。

子供の頃のありふれた記憶。
ふと、それが蘇えった。



ところで昨日、友人からメールがあり、4月に村上春樹の新作長編が出るとの情報を得ました。
彼は、新刊が出る前にはいつも教えてくれます。
楽しみです。
「海辺のカフカ」の前半を少し読み返してみました。


   
Copyright ©  -- B-SNAIL --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]