長い間、ギターの指慣らしに弾いていた曲を久々に弾いてみたら、途中のフレーズを忘れていて、そこからどうしても思い出せない。１０年、２０年弾いていた曲だったので、どうしても思い出したくて、しばらく指の記憶を探っていました。
　頭でなくて指が覚えているのを探るのは変なもので、脳味噌の変な所がウズウズするような感じです。時間はかかったのだけど、何とか思い出せて、思い出してみると何てことなく普通に弾けます。だけど、いつも弾いていた曲を忘れたのは結構ショックだったので、それからしばらくまめにギターにさわっています。
　今はエレキギターのビブラートを練習するのが楽しい。フォークギターはビブラートをかけにくいのであまりやっていなかった。高校生の時はチョーキングとビブラートはまめに練習していたのだけど、あんまりしなくなっていた。最近はメロディを楽器で弾きたく思っていて、うまくビブラートをかけたいと思う。でもなかなか難しい、今さらながらだけど。

　それから、ちょっと前に新幹線の中で久しぶりに小説を読んだ。重松清の「きよしこ」という小説。引越しが多くて苦労していた男の子が大人になるまでの物語で、章が変わる度に少し大人になった彼の短期間の友情の話が続く。とても面白い小説だったです。やっぱり読んでみると本はいいなと思います。

　それではまた。