少し前に中学の時の友達から連絡があった。
中学の三年間はとても楽しい三年間だった。
なかなかいい学年だったと思う。
懐かしい。

高校の寮の友達にもメールをしてみた。
彼からデビッドボウイを教えてもらったので、ボウイの訃報をテレビで見てたら、どうにも彼を思いだしたのだ。

皆、歳をとってどうしてるんかな。


僕が結婚して四日後に幼馴染みが亡くなった。
生まれて最初の友達だった。
女だけどほんとの友達だったと思う。
さっき墓参りしてきた。
僕のじいちゃんと父親の墓のすぐ隣に墓があるのだ。

実は昨日、奥さんのおばあちゃんが亡くなって葬式に行ってきたところ。
僕のじいちゃんと奥さんのおばあちゃんは同い年の従兄妹なのだ。
それはたまたまライブハウスで出会ってお互いの音楽が気に入って話してたら分かったんだけど、何か縁があったんだろう。
二人ともじいちゃん子ばあちゃん子だったし。

奥さんが子供の時、家を訪ねて来た僕のおじいちゃんにお茶を出したら、「うちの孫の嫁に来い」と言われたそうな。
本当にたまたま出会ってそうなって、ひ孫が生まれてしばらくで二人とも亡くなった。
何か縁があるんだろうと思っている。

そんなようなちょっと不思議な偶然のような事がこれまでいくつかあった。
皆の人生にもそんな事がそれぞれあるんだろうか。


そういや、一年くらいかけて作ったＣＤ、哀しい歌じゃなくて希望や夢の歌を歌ったら人生変わるんじゃないかと思って作ってみた。
ほんとに変わったと思う。

それが歌としていいかどうかとなると、少しくらい嘆きが入ってた方がいいのかも知れないとも思う。
でも歌う人の人生を考えたら、陳腐でも希望を歌った方が幸せになれるように思う。

僕は歌詞を作って人前で繰り返し歌うのは怖いのでもうしないと思う。
家庭生活とは折り合わないように思う、僕の場合は。

何か色々不思議な事があるけど、あまり気にせず、週一日の休みを楽しみに暮らしている。
平凡な事が幸せなのじゃないかと思う。