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納骨
先週末に、49日法要と納骨で帰省しました。
その前に帰った時はとても寂しかったけど、今回は前ほど寂しさはなかったです。
奥さん子供らが先に行って待っててくれたからかも知れません。
こうやって少しずつ慣れるのかしらね。

今回は祖父の命日と合わせてやったので、祖父の方も参ることができた。
祖父と過ごした家でお経を聴いていると、子供の頃を思い出しました。
幸せだったな、子供の頃、としみじみ思い出した。
今は今で良いんだけど、みんな若くて元気だったのね。
それが大きいです。

納骨の日は朝から雨や雪が降ってたんだけど、なんとか納骨式の時はほぼ降らず無事に済みました。
墓の中に骨壷を入れたのですが、父ちゃんの横に母ちゃんの骨を入れれて、感無量という思いです。
しかしまあ、墓の周りは濡れてるし、骨を納める穴は深いし、骨壷を割ったりひっくり返したりしたら大変だし、喪服だし、大仕事でした。。
両手を入れられないので、骨壷の端を親指人差し指でつまみ、骨がこぼれないように少しずつ降ろす、、とても神経を使いました。
でもうまくいった。

その後に家に戻って49日法要でした。
実は読経の間、オイルヒーターの真横だったので直接風が当たり、ずっと「暑っ、暑っ」って思ってました。
集中できなくてね、すまん母ちゃん、って感じです。
しかしそういうのも、リアルな生きてる実感なのかも、と思います。
悲しさばっかりじゃなくて、暑っ、とか腹減った、とか。

その後、お供えをくれた隣のおばさんに会いに行きました。(隣とはいえ離れている)
もう本当に子供の頃以来、話してなくて、少し前に火事で家が焼けて旦那さん亡くなったり、自身も事故したりで大変だったんだけど、母が亡くなった時にすごく泣いてくれて、ぼくを見たらすごくニコニコしてくれるのです。
なんか笑顔見てたら元気になるの。

そして、空き家になるから色々と片付けたり準備したりしてましたが、正直時間が足りなくて少ししかできませんでした。
ま、気長にやるしかない。。
いっそ家があるなら引っ越すってのもありなのね。
でも、家族全員の事を思うと簡単には決断できなくて。
子供たちには大阪が故郷で、ぼくも一緒に遊んだ思い出の場所がいっぱいある。
もうホームタウンって感じで。
でも、故郷も実家も大切で。
困ったなあという感じ。


そして一人になると、寂しさがやって来る時があります。
50年ずっと繋がっていたのに、もういないんだ、と妙な気持ちになります。

今は空き家になってしまった実家の建ててた頃の写真を見てた。

あぁ、このイメージがあるから、ここ一年半くらい好んでオーバーオールを着てるのかもしれない。
子供の頃ってピカピカしてる、そのピカピカが一生自分を温めてくれる。
町で遊んでる知らない子供たちも、ピカピカできる世の中であり続けて欲しいなと思います。


   
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