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ふいの休み
小春日和というのかね、今日は暖かい。
暖かいと気持ちが和みまする。

風邪やインフルエンザが流行っているようで、ななこのクラスの学級閉鎖と会社の有給休暇がちょうど重なった。
そして、一日中TVゲームばかりして過ごした。
ゲームばかりってどうなのよ?と少しは頭の隅っこにあるけど、楽しく波乱もあり幸せな体験だったので良しとしているのだがね。
母親のりえちゃんは、どうなのよ?!と思っていることだろ。。
そこらへんは、自分の子供時代の友達とのゲーム体験がなかなか良いものだから、ぼくの方がゲームで遊ぶことに寛容なのである。

新しい魚が釣れたり、ミッションをクリアしたり、失敗したりを一緒にハラハラできるのは、たとえ現実ではないゲームだとしても良いものだ。
それなりに思い出になっている。
ぼくのやってる「なつもん」の世界は、自然豊かで人も優しくて天国のような世界だ。
何度も仮想空間を生き来してるので、町のイメージがゲームよりリアルに自分の中で出来てしまった。
このタイプの世界観のゲームを数年に一度プレイできるのなら、残りの人生はゲーマーとして生きるのも悪くないとさえ思えるくらいハマっている。


スピッツの草野マサムネがFMラジオの番組をやっていて、時々気が向いた時に聴いている。
番組では、毎年の年明けは週ごとに3回ほど、メンバーを一人ずつゲストに招いている。
どのメンバーとも和気あいあいと話しているのを聴いていて、羨ましいなーと思った。
羨ましいと感じるのは、それがぼくの音楽の夢だったからだ。

ぼくが音楽に求めたのは、友人とたわいもなく、あのギターソロいいよねとか、新しく出たあのアーティストのアルバムいいよねとか、今度お前の作った新曲めちゃくちゃいいじゃんとか、今日のライブ上手くいったよねーとか、そういうのをしていたいという事だった。
そういう自分の夢の核心部に、音楽をやらなくなってやっと気がついた。
規模の大きい評価とは関係ない。
メンバーが満足そうに楽しそうに演奏できて仲が良ければ満足。
そんでそれは音楽ではなくてゲームでも、友達とではなくて子供らとでも、入れ替え可能な夢だとも気づいた。
割とシンプルな望みであったのだね。

若い頃に自分の望むことの本質に気付いていれば、バンドを維持することだけ考えることもできただろう。
そこが悔やまれる。
「知恵とは頭髪の薄くなった後で手に入れる櫛のようなものである」とは、どこかで聞いた言葉。
出どころは忘れたが、心に残っている格言。
後から気づくのが人生なのか。
子供にはできる限り知恵を授けたいな。
必要ない、いらんと言われるだろうか。
ぼくのじいちゃんのように、いつの間にかポケットに入ってたように手渡す事ができるかな?
   
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