夜な夜なちょろっとエレキギターを弾くのが楽しみで。
そんでちょっと歌詞やリフが固まってゆく。
それが楽しい。

２０代後半、引きこもって曲を作っていた。
聴く人とのコミュニケーションがないので、いびつな曲になってゆく。
でも、それはそれで後々を思うと良かった気もする。

ここ最近、体の不調があって、当たり前だが、永遠に生きられないのだと思った。
いつか死ぬのだなと。
だったらその間にやりたい事をしないとなと、思っていた。

この前、ななこが「お父さん、紙に行きたい場所をどんどん書こう」と言うので書き出していった。
自分の夢の想像力の限界が分かる。
「今度はなりたいモノ書こう」と言うので考えていたが、あまり浮かばない。
バンドマン、おじいちゃん、運転手、そのくらいだった。
子供には限界はないが、大人は自分で限界をこさえているのだなと思った。
夜な夜な歌詞や詩を書いてたら少しは限界を壊せるだろうかな。

休日にスタジオに入りたかったが、コロナが怖いのでアコギを持って緑地公園に行った。
老人と園児が多い。
部屋で弾いてたからギターの音が出てないね。
ピックは分厚い方がロックで良かった。
座って弾いてたら蟻がたくさんいた。
しばらく弾いて満足して帰った。
歌うのは少し気が引けるね。
思う存分は歌えない。
歌詞は外で歌うとこじんまりしてるのに気付く。
今度は敷物を用意しようかな。