子供の頃ファミコンにはまった。
ロードランナーというパズルゲームで、自分でコースを作れるのがあって、たくさん作った。
それを、ノートに書きためて、友達にやらせるのだ。
難しいのをたくさん作った。

それから、ファミリーベーシックという、買った人はたいてい飽きてしまうヤツ。
専用のキーボードで、プログラムを組み、自分でゲームを作るのだ。
BASICというプログラム言語を使って、条件を入力する。
どのボタンを押せば、どういう動きをするか、何に当たればどうなるか。
全部の条件を入力して、ゲームを一から組み立てる。

パソコン雑誌を買って、独学で勉強して、すごく長いプログラムを作っていた。
なかなかややこし事をしていたと思う。
小学６年生の頃。

楽しかったので、将来はゲームのプログラマーになりたいと思っていた。
自分の世界を作るのが好きだった。
誰か友達が来たらやらせて楽しんでいた。

その延長で音楽をするようになったような気がする。
ファミコンと同じものを自分で作るのと、CDと同じものを自分で作るの。

高校生の時に、バンドのキーボードの友達と音楽機材を交換して、リズムマシーンを手に入れた。
とても原始的な物だったけど、取り扱い説明書を読んでそのリズムマシーンを使い倒した。
音色を逆回転させてノリを変えたり、色々試した。

どうもそういう機械にはまりやすい。
自分がそういうのにはまりやすいのを知っているので、パソコンやスマホやゲームをあえて遠ざけているように思う。


話は変わるが福山雅治のラジオ番組で笑ってしまった。
リスナーからの投稿で”お兄ちゃんが細かい性格で困っている”という悩みが紹介された。
お兄ちゃんは「スマートフォンだから正確にはスマホじゃなくて、スマフォだろ」というらしい。
福山さんは、「確かにそうだ、スマフォだ」と言う。
そして「パソコンも”パソコン”ではなく”パーソコン”だ」、「ラジカセも正確には”レディカセ”じゃないか」と盛り上がる。
延々と”スマフォ、パーソコン、レディカセ”と言い続けてるので、仕事中に吹き出してしまった。

福山雅治のラジオは割とくだらない事を言っていて、とても好感が持てる。
えらいもんだね。


こないだCD借りた中のスチャダラパーをiPodに入れて聴いてたら、同じくくだらなくて歩きながら笑ってしまった。
はたから見たら変だろうな。