一台のＣＤデッキが直ったのだけど、もう一台持ってたKenwoodのデッキの修理は無理そうだった。
ベルトの場所も分からないし、コンデンサーも見た目から壊れてるかどうか分からない状態。
中学の頃買って貰って愛着のあったデッキなんだけど（あの頃はバブルで豊かだったんだね、結構いいものを買って貰った）、現実的に考えて手放した方が良さそうに思った。

捨てるのは心苦しいので、売る事にした。
自転車の荷台に括り付けて、門真のハードオフまで売りに行った。
片道１時間弱かかった。
そして、１００円で売れた。
それでも誰かが修理して使うかも、と思って手放す方が心が安らぐ。

査定中にＣＤコーナーを見ているとGeorge Michaelの「Faith」を見つけた。
税込み１１０円。
こないだ日本橋で５００円で売ってるのを見つけて、３００円なら買うのになーと購入を断念したアルバムなのだ。
買ってしまった。
中学生の頃に愛聴していたアルバムを、３００円以下で見つけたら買おうと決めているのだ。
何のポリシーやねん、だけど。

帰り道に、おじいさんに「税務署どこか？」と聞かれた。
「地元じゃないのでわからんわ～」と答えたのだが、しばらくして確定申告の看板を発見した。
まだ近くにおじいさんがいたので、「おっちゃん、もしかして確定申告か？」と聞いてみた。
そうだ、と言うので「それならその先の産業会館やで」と教えてあげれた。
嬉しそうにしてて、良かった。
よぼよぼだったもんな。

その後また、行きつけの公園で本を読みながら酒を飲んだ。
それで、エネルギー充電できる。

「１４歳」というミュージシャンのインタビューまとめの本を読んでいる。
普通だったり、破天荒だったり、才能のきらめきだったり、出会いだったりがあって面白い。
僕の感覚では人生の中間地点って１４歳くらいなのだ。
そのくらいで人生の半分を味わったように思う。

ここんとこ岡田斗司夫のYoutube番組をよく見ている。
世の中の見方が的確で面白い。

岡田斗司夫

この動画も４分３０秒くらいから、すごく面白かった。
欲望の話をしてて、なるほどその通りだな、と思った。