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読書感想文
ふと頭上を見ると、



空めっちゃ青いやんか!の写真。

なんかここ最近、空が凄く綺麗な時がある。
よく雨が降るからかな。
少し得した気になる。

ここ最近の小さな出来事。
図書館でボンジョヴィのベスト盤とビートルズの「レット・イット・ビー・ネイキッド」を借りた。
子供らがピクミン4の真のラスボスを倒したと言っていた。
捕まえたカブトムシが死んでしまった、、悲しい。
お盆だからとお酒を飲んでたら、酒量が増えた。
自転車のハンドルのゴムのグリップを交換した。
くら寿司に行った。
メルカリで安くスニーカーを手に入れたので、古いスニーカーを処分した。
眼鏡を新調しに行き、初の遠近両用レンズにしてもらった。担当者が木村さんだった。
鼻あての壊れていた古い眼鏡を自分で修理。100均で耐震マットを買って切ってくっつけ、一週間しのいだ。
ズボンに自転車の鍵を入れたまま洗濯してしまい、次の日慌てた。
もみじ饅頭が美味かった。
10円クレーンゲームで恐竜のゴム人形を取るのに必死になって6〜700円使った。
蚊を退治したら、クリーム色のズボンに血が付いた。
サンディで売ってる、コンドームみたいなゴムに入ってるアイスがちょうどいい量でよく食べた。



娘が夏休みの宿題で読者感想文を書いていた。
選んだ本は絵本のスイミーだった。
なかなか教科書的な感想文であった。
先生が読むのを想定して書いている気がした。
しかし、本の感想なんてもっと自由に書いていいんじゃないだろうかと思った。
例え後味の悪い文になったとしても。
試しに僕も書いてみたらどうなるだろうか、と思った。
暇にまかせて、ほんとに書いてみた。

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「スイミーを読んで」

子供の頃に読んで記憶に残っていた本だ。
我が家にも子供用に買ったスイミーがある。
今回感想文を書くにあたり、久しぶりに読み返してみた。

まず私は、スイミーが何かの象徴ではないかと感じた。
ではいったい何を象徴しているのだろうか。
可愛らしく楽しく泳ぎ回っていた魚たち、ある日マグロが現れて仲間がみんな食べられてしまう。
どうも私には魚たちが「子供の魂」の象徴に思える。
自由に伸び伸びしていた魂が、ある日食べられてしまう。
子供の自由な魂を食べてしまうものとはいったい何だろう?
学校教育か、集団生活か、常識、社会、いじめ?
そこはおそらく読者によって異なるのだろう。

そして死んでしまった魂たちの中で、地味で目立たない色で泳ぎの速いスイミーだけが生き残る。
私はスイミーとは、"その子供の魂の中の目立たないが奪われる事のないタフな部分"の象徴だと考えた。

そしてスイミーは、孤独、恐れ、不安の中で世界を見て周る。
そうやって広い世界を見た事で、スイミーの物事を見る目は育ったのだろう。
岩陰で怯えて自由に泳げない仲間たちと出会う。
おそらく作者は、子供達もスイミーと同じように孤独の中で世界を観察し、似た仲間と出会う事で新しい自分の魂を発見して欲しいと思い、このお話を書いたのだろう。

スイミーは仲間と協力し大きな魚の目になる。
魂が傷ついても孤独の中で世界の美しさや広大さを見て、仲間を見つけ勇気を持って行動できた者が、世界を見据える「目」と自分自身を獲得できるのだ。
子供達にはそのようにタフなスイミーを心の中に持っていて欲しいと思う。
というか、親として魂の中のスイミーを育ててやらねばならないのだ。


   
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