気分転換
気分転換が欲しくて、映画を観に行きました。
映画館に行く途中、一人で映画を観るなんていつぶりだろうと考えていました。
たまのドキュメンタリー映画を観に行ったのを覚えているから、15年ぶりくらいかもしれない。
観に行ったのは、ボブディランの伝記映画の「complete unknown」というやつです。
なぜか無性に観たくなり、「わし、そんなにディラン好きだっけな?」とも思ったり。
しかし家にあるこの映画関係のDVDと本を出してみたら、結構な数ありました。

色々考えてて、ボブディランは自分にとってご先祖様のようなものだと考えてみたら納得しました。
子供の頃に聴いてたエイティーズの音楽を母親に例えるとしたら、ビートルズとかサイモン&ガーファンクルとかの、その頃に後追いで聴いてたのが祖父。
その辺りが直接の好みのルーツ。
それからハマったハードロックとかは憧れの先輩。
90年代のギターバンドは友達。
早逝したミュージシャン、Tレックスやトミーボーリン、ニックドレイク、ジミヘンなんかは父親として例えれば自分にとってのそれらの音楽が占めるポジションがわかりやすい。
(個人的な分類です)
先輩への憧れはそのうち卒業して、友達と肉親が残り、歳をとるにつれご先祖様が気になってきた、みたいな。
そして今回の映画に出ているディラン、ウディガスリー、ピートシーガーなんかはご先祖様な訳である。
そしてぼくは墓参りなどが好きで、ご先祖様を大事にするたちである。
前置きが長くなった。
映画はニューポートフォークフェスティバルを結構な割合で描いていました。
自分は実はディランより先にピートシーガーとかミシシッピジョンハートが目当てでニューポートのDVDを買ったり、ピートシーガーのTV番組のDVDを買ったりしてたので、前半のその辺りの描写が凄く面白かった。
こんな時代だったのか、と分かるのは映画ならではものかもね。
実は理由もよくわからないけど、凄く涙が出ました。
前半部分で。
何が良かったのかよく分からない。
ピートシーガーとか、ジョーンバエズとかマネージャーのアルバートグロスマンとかは凄く本人に似てた。
多分ぼくの持ってたDVDの映像を元に作ってるな、と思った。
後半は、上手く再現してるなー、とか、そこ違うよなとか、詰め込みすぎだな、とかそんな見方になり、その辺りは想像通りでした。
ここからはボブディランの持論。
ボブディランはある種の格好良さに人が集まるという例になり、それ元にロックが商業的にどんどん力を持つようになったけど、当の本人はまた別の事をやり出して、去ってしまったという感じ。
それは早逝する道だとわかってたんだろう。
天才とは物事の本質を若くとも嗅ぎ分けれる人のことである。
ほんとその後に早逝するミュージシャンは多く、それは命がけでやっていて、その命がけの格好良さが人を惹きつけるのあり、そして金を産むのだけど、歳をとるとその命がけのものではなく、持続可能な生きる道を求めるようになる。
やる方も聴く方も。
ぼくもそんな持続可能を求めて30代でピートシーガーなんか聴いてたのだけど、そんなロック的な格好良さと持続可能のせめぎ合いの時期を思い出す映画でありました。
なんかつい語ってしまう。
歳のせいでしょうかね。。
だんだん主観だけで音楽を聴くし、生きるし、客観性が必要無くなってる気がします。
他にも気分転換を求めてたら、「普通の軽音部」という漫画を見つけました。
こちらはとても面白くて、学生の頃を思い出す事ができました。
ななこも気に入って読んでいました。
映画館に行く途中、一人で映画を観るなんていつぶりだろうと考えていました。
たまのドキュメンタリー映画を観に行ったのを覚えているから、15年ぶりくらいかもしれない。
観に行ったのは、ボブディランの伝記映画の「complete unknown」というやつです。
なぜか無性に観たくなり、「わし、そんなにディラン好きだっけな?」とも思ったり。
しかし家にあるこの映画関係のDVDと本を出してみたら、結構な数ありました。
色々考えてて、ボブディランは自分にとってご先祖様のようなものだと考えてみたら納得しました。
子供の頃に聴いてたエイティーズの音楽を母親に例えるとしたら、ビートルズとかサイモン&ガーファンクルとかの、その頃に後追いで聴いてたのが祖父。
その辺りが直接の好みのルーツ。
それからハマったハードロックとかは憧れの先輩。
90年代のギターバンドは友達。
早逝したミュージシャン、Tレックスやトミーボーリン、ニックドレイク、ジミヘンなんかは父親として例えれば自分にとってのそれらの音楽が占めるポジションがわかりやすい。
(個人的な分類です)
先輩への憧れはそのうち卒業して、友達と肉親が残り、歳をとるにつれご先祖様が気になってきた、みたいな。
そして今回の映画に出ているディラン、ウディガスリー、ピートシーガーなんかはご先祖様な訳である。
そしてぼくは墓参りなどが好きで、ご先祖様を大事にするたちである。
前置きが長くなった。
映画はニューポートフォークフェスティバルを結構な割合で描いていました。
自分は実はディランより先にピートシーガーとかミシシッピジョンハートが目当てでニューポートのDVDを買ったり、ピートシーガーのTV番組のDVDを買ったりしてたので、前半のその辺りの描写が凄く面白かった。
こんな時代だったのか、と分かるのは映画ならではものかもね。
実は理由もよくわからないけど、凄く涙が出ました。
前半部分で。
何が良かったのかよく分からない。
ピートシーガーとか、ジョーンバエズとかマネージャーのアルバートグロスマンとかは凄く本人に似てた。
多分ぼくの持ってたDVDの映像を元に作ってるな、と思った。
後半は、上手く再現してるなー、とか、そこ違うよなとか、詰め込みすぎだな、とかそんな見方になり、その辺りは想像通りでした。
ここからはボブディランの持論。
ボブディランはある種の格好良さに人が集まるという例になり、それ元にロックが商業的にどんどん力を持つようになったけど、当の本人はまた別の事をやり出して、去ってしまったという感じ。
それは早逝する道だとわかってたんだろう。
天才とは物事の本質を若くとも嗅ぎ分けれる人のことである。
ほんとその後に早逝するミュージシャンは多く、それは命がけでやっていて、その命がけの格好良さが人を惹きつけるのあり、そして金を産むのだけど、歳をとるとその命がけのものではなく、持続可能な生きる道を求めるようになる。
やる方も聴く方も。
ぼくもそんな持続可能を求めて30代でピートシーガーなんか聴いてたのだけど、そんなロック的な格好良さと持続可能のせめぎ合いの時期を思い出す映画でありました。
なんかつい語ってしまう。
歳のせいでしょうかね。。
だんだん主観だけで音楽を聴くし、生きるし、客観性が必要無くなってる気がします。
他にも気分転換を求めてたら、「普通の軽音部」という漫画を見つけました。
こちらはとても面白くて、学生の頃を思い出す事ができました。
ななこも気に入って読んでいました。
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