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ロックの顔
7月9日、ラジオで「マイ・シャローナ」流れる。
語呂合わせで"ナック"だそうだ。

今日は朝からボブ・ディランを聴いていた。
ブートレッグ・シリーズのロイヤルアルバートホールのやつ。
ザ・バンドを従えての「ライク・ア・ローリングストーン」の前に、「ユダ!(裏切り者)」って言われるので有名なライブ。
僕は前半の弾き語りパートが好きでたまに聴く。
集中してるのが伝わるライブだ。
この頃の映像で、ボブ・ディランはライブ中に顔が引きつっていたりする。
ストレスと疲労なんかな?

僕は二十代の頃、ボブ・ディランってよく分からなかった。
7、8枚はアルバム聴いてたんだけど。
おぉ、凄いんだなと思ったのは「ドント・ルック・バック」という映画を観てから。
字幕付きで歌詞が分かるってのもあるけど、言葉より映像で伝わるカリスマ性の方に惹かれた。
色んなミュージシャンが絶頂期に見せる、内面が顔に出てるやつ。
僕はあれが好きなのだ。
マーク・ボランやマイケル・スタイプ、スザンヌ・ヴェガなども一時期、同じ顔をしてたと思う。
そういう"顔"を音楽と結び付けて、ロックという商売にしたのがボブ・ディランから、というのが僕の認識なのだ。
ロックの幻想の部分。そういう幻想がとても好きだ。
だからノーベル文学賞を貰った時はちょっと違和感があった。
ボブ・ディランの本質は言葉ではなく、肉体に詩を乗せた事だというのが僕の持論なのだ。
音楽を聴くより映像を観たほうが分かりやすい人だと思う。
知らんけど、、、
   
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