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ヘッセをチラッと読んだ
昨日は山下達郎のニューアルバムの発売日だったようだ。
山下達郎はずっとラジオで番組を続けているので、ラジオでの影響力が強いようで、一日中ずっと、達郎の歌が流れていた。
ニューアルバムはカセットテープでも発売するらしくて、ちょっと気になったのでネットで調べてみたら、なんと6800円で売っているではないか。
高いぜ、、。
カセットテープを作るのに手間がかかるんだろうか?

何となくヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」という本を、パラパラめくって読んでいた。
大学の時に、一番影響を受けた本だった。
当時いったい何の影響を受けたんだろうと、ちょっと気になったのだ。
読んでみたくなったのは、主人公が商売をするようになって欲にまみれていった所。
そこからどういう風に心の平安を取り戻したのか、というのが読みたかった。
もうちょっと後半に息子との話もあるので、その辺りも気になる。

読んでいたら疲れたので、景色をぼんやり見てた。
草の匂いが強い。
ツバメらしき鳥が、原っぱの地面すれすれに低空飛行をしてる。
その鳥は飛ぶのが上手い。すごくかっこいい飛び方だ。
よく見ると鳥って、種類によって飛び方が全然違う。
寝ころんだら、たくさんの葉っぱを蓄えた木の枝ごしに、雲が動いて形を変えていってるのが見える。
ああ、ぼんやりと揺れる葉っぱや雲を眺めて、風を体に感じたり、鳥の鳴き声や葉っぱのサラサラ揺れる音を聴くのは気持ちいいな、と思う。
僕が毎日家と職場を往復してる間、ネットやテレビ、本を見てる間、人間ばかり相手にしてる間に、ずっと木や鳥や雲は雨や晴れの間に雨宿りしたり、気持ちよさそうに空を飛んだり、ゆっくり形を変えたりしてるんだと思うと、不思議な感覚になった。
そんなふうに、地球が何万年も続いてるのなら、そっちの方が本筋かなとも思う。
ぼんやり言葉を棄てて、自然をただ観察して味わうのも良い事なのかもな。
そういや画家って長生きの人多いもんなぁ。
ただ山や海や原っぱを眺めるだけの時間が増えたら、長生きできるかな?


   
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