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アナグマ
日常に戻ってきました。
気がつくと黄昏たり、もの思いにふけったりしてますが、普通に笑ったりもしてます。
飯も普通に食べてます。

今回感じたのは、ぼくを見守っていた誰かか、何かの「意思」。
神さまなのか、ご先祖さまなのか、母親なのか、じいちゃんなのか。
ぼくの気持ちの準備ができるように物事が動いてたし、慰めもあって、いったいなんなんだろうと思っています。

夜中に目が覚めて、頭が冴えてあれこれ考えていて、ふと感じた「お母さんがんばれ」と「やすしがんばれ」という大勢の意思。
思い過ごしかもしれないけど、安心感に満たされていたら、病院からかかってきた最後の電話。
車に向かう時の、すごく綺麗に見えた星空。
そして病院について5分ほどで息を引き取った母。
病院いる母に何もできず、墓に行って「母ちゃんが今大変じゃ、じいちゃん、ばあちゃん、父ちゃん、ええようにしちゃってくれ」と伝えたこと。
そしてたぶん、ええようになったこと。
それらが整理できずに、慰めとして残っています。

ここからまた馬鹿なことを言ったり考えたりしながら生きてくのだろうけど、“人って本当に死ぬんだ”っていうのが心のどこかにありながら、アホな事をして笑うのだろう。
そうだ、なるべく笑いたいな。

葬儀の後で悲しい気持ちの時に、家の周りで子どもらとアナグマを見かけて、母の弟夫婦のおばちゃんと畑に罠を仕掛けました。
子どもたちに、丁寧に説明してくれたおばさん(ねえちゃんと呼んでいる)。
次の日にすぐ罠にかかってアナグマ。
これも忘れられない思い出になるだろうと思います。



アナグマが主人公のいい絵本がある。
「わすれられない おくりもの」。
亡くなったアナグマさんと残された人たちのお話で、いまの自分にぴったり。
何度も読もうと思います。


   
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