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「かつてワニの暮らした島国で」
体と頭が衰えてきた頃に使い方が分かってきた
皮肉とはそういうものなのか

今日はいい天気ですね
景色がきれいに見えます
そしておにぎりのお米が美味しかったです
ただそれだけの事ですが

うちひしがれた一つの才能を見ました
呼吸するように才能を吐きだす事は幸せなのかそうでないのか
わたしはただただ自分の事をし、遠くの空に投げかけていこう
うす紫の幻影が子どもの無邪気にかき消され人の命の限りを思う時、わたしの愛したものたちは時の試練を気にしない
いっそシマシマの緑のワニになり、川辺にはいつくばり退屈を忘れようか
それともミズスマシのように優雅な波紋を描きながら自らはそれに気づかないように生きようか
最果ての夢を見た
わたしはその夢の中でいつも家から旅立つ
そして新たな家に帰ろうとする

人は記憶にとどめようとする
しかし真にその時を生きるのはやや難しい
なんどもなんども思い出す出来事を幸せなものとしてたくさん持てる事ができれば大往生と呼ぶことにしたらどうだろう






   
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