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わらわれて
ふきげん
はをくいしばり
がんばる
でもむだ
ああ
なさけない
ええさ
ねればよみがえる

わすれたころ
しくじる
なんどきいても
わすれる
おおそういうことか
まが
ぬけている
だがええわ
こころはいつも
よゆう
いるもんみんな
ある

いつもどうも
わなにはまっても
そんな
きにしない
からだかあるだけ
ええ
からだに
きいてみた
やすみたいとこ
あるかいな
やすみたいとこ
だらけです
ならばかまわず
やすみます

きらくにいきてるな
そうだ
きらくなんです
わなにはまるぜ
はまんないもん
ああそうですか
はいすみません

まあめしくえや
ではいただく
うまいがな
そりゃえな
しごとはこんど
またやりゃいいな

たいしたやつじゃないな
ああかまわん
みんないうてる
だれのこと
みんなだよ
わししらんやつ
そうかもな
はらへった

うるせえぞ
だれのこと
おまえだよ
そりゃすまん
それだけか
それだけだ
つまらない
そりゃそだろ











体に内在している衰退
病院帰りにふとその言葉が頭に浮かんだ
17時過ぎ
公園では寒く暗いにもかかわらず
子供たちが遊びに夢中
この美しい光景と
体に内在している衰退
の対比

死のことは思うまい
代わりに生のことを思う
まるで違うもの

今か
今でないか

の違い

全て今だ
よって死はない
と昔の人が本に書いていた

故人たちも会えないが
心の中にいる
生前よりはっきりと

子どもの頃の学校の授業
お父さんのお仕事は何?
と先生に問われ
とっさに言葉が出なかった

ただ
死んでます
と答えればよかった
別に特別なことではないように







きみが人生をかけて
大切に守ろうとしたのは
魂の美しい部分

ではなくて
ざんねん
ただのプライド
だった

そんなものは
もう必要ない

すててしまおう

大丈夫
まだ人生も
愛もある

よく見ろ
そして
気づけ






むかし詩を書くということでイメージを捕まえるというか、深層心理のイメージを言葉で上書きするような感じで書いた詩がノートに残っている。
そういう時は奥の方に潜れていて、なるほど何か自分に暗示をかけたのか、その詩は未来を提示して実現している。
言葉の力かイメージの力か、はたまた深層心理の書き換えによるのか分からないが、何かしら人生を好転させたらしい。
仕組みはよくわからないが、とても人生に影響力はあり、それだけに怖くもあるが、詩を書く行為の効力のようなものは分かる。

それと作品が"良い"かは、また全然別のことなんだろうが、そういう実利的な「詩」「歌詞」「歌」へのアプローチはあると思う。
昔のノートをチラッとみていると、ぼくは本当に自分の為だけに「音楽」をやっていて、人を喜ばせる為でなくひたすら自分への実利を求めていたフシがある。
それでも深い自分の奥に潜れば深層のところで人と繋がれるのでは、と思っていた。
なかなかにワガママであったと思う。
だけどとても原始的な音楽や詩の本来のあり方なのでは、とも思う。



幸せの傲慢は知っていたはずが
黙らずにいる自分を恥じる
せめて感謝は忘れぬように

人の至らなさも知っていたはずが
わけ知り顔の自分を恥じる
世界の広さは忘れぬようように

そうして己れを省みて
あなたは何度も立ち止まる
心に愛があるならば
そのままでいてかまわない

扉を閉じているよりも
いつでも人を招くがよい
心ある人と友人になれるかもしれない
友は人生の宝だ

空気の温度を感じる時
音に耳を傾ける時
匂いを感じる時
目の前の物を見る時
体の心地良さを確かめる時
あなたと話す時

今、丁寧に をくりかえし
また、丁寧に をくりかえし
その行方は 気にしなくてよい
そうすれば生きている心地があり続ける



その敵は誰が作り出した
たたかいの武器は何
そしてその敵はどこに潜んでいる
閉じたままの引き出しの中
のり気のしない約束
具体性のない言葉だけの夢
今を忘れる為の希望

きっと頭の声と体の声と魂の声が混ざっている
まず体の声に耳をかす
それに従えば
魂の声がわかるようになる
それに「詩」と名付けて大切にする
それは武器にも防具にもなる


短かすぎる一日
遠からぬ声
耳をすませ
神経を集中させる
あのマグマのような遠雷がきこえるか
忘れじ歴史のうずもれた日常
幼き頃のおどろきは
容易にことを成し遂げる

町に出よ
人々の暮らしを呼吸しろ
はじめて出会った夢のよに
はずかしげもなくトキメキを
恋するように引きよせて
口からそっと発すれば
それらはひとつの歌になる

いみじくも我ら古代から
口から歌をはきだして
心のうちを音にして
惑う心をいさめたよ
春風が吹く午後ならば
一面野原の情景を
脳裏にそっと描いては
ひとときの夢を作るだろう

ガソリン満タンにした車
西の方へと駆けてゆく
おそろしいほど繰り返し
さすがに疲れが出てきたら
貧しき者のことを知り
一つのものに力をあずけ
わき目もふらずはたらいて
心に石を作り出せ

わからんかなとさまよって
時も間に間にすぎてゆく
ハチの針ほど人を刺し
わずかに心を揺さぶった
暑いなと思えば涼み
寒いなと思えば暖をとる
しごく当たり前のように振舞えば
湖は自然と満ちてゆく

草葉に潜みし空白は
明日のことなどかえりみず
手にした小銭はつかいきり
人の分まで夢を見る
ああ新しき求心よ
我の焦りをたぶらかし
ひとつかみほど虹を見せ
予想などは微塵もない
大きな墓にひざまずけ
足かけ5年に届く頃
その寂寥は身をつくし
初めから終わりにいたるまで
一つの絵巻となることだろう





公園で男の子たちの遊んでるのを眺める
これぞ"ザ・男子"といったノリだ
無邪気すぎて羨ましい
小学校四年生くらいかな

ぼくもその頃はいつも下品な替え歌を歌ってふざけてた
生き生きしてた
おそらく魂のレベルが小四男子に向いていたのだ

人は歳を重ねると子ども返りするという
もうすぐまた魂にふさわしい年齢になるにちがいない







昔じいちゃんに貰った水晶のお守り
ある時なぜかランチバッグに入りこんでた
んで、そのまま入れて持ち歩いてた
ある日弁当の汁がこぼれてキノコくさくなってしまった
そういやじいちゃん、キノコ好きだったなと思い出す




   
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