忍者ブログ
   
朝、家を出ると雨が降ったようで、地面が濡れている。
そして蝉がジージー鳴いている。
夏らしくていい感じ。
なんか気分がいいのは、この前たくさん歌ったからだろう。



ここ数日、ちょっと歌詞とか書いてみようかという気になってきている。
毎日なんか文章を書いてると、歌もこの延長でいいじゃないか、と思ってきた。
別に大層な事を書こうとしなくても、大層かどうかを決めるのは僕ではない、と気付いた。
とにかく生きてるうちに、何か作って出す事に意味がある。
人の反応に惑わされる事はないし、勝手に自分で自信をなくす必要もない。
今ある自分で出来る物をやるだけなのだ。
そしてもし、自分でワクワクできれば良し。
似たような意味の事を、ボブディランが曲作りについてのインタビューで何か言ってたが、忘れた。
後で調べてみよう。
こちらから向こうは見えるが、向こうからこちらを見れない場所で、書くみたいな事。
そういう場所に行く事、そして自分が楽しめる物をやればいいだけのはずなのだ。

なんかこう音楽に行ってしまうのは、自分の歌が好きで何か出来ると思ってるからなんだろう。
それから50歳を前にして、残りの人生を考え始めたからかもしれない。
富、名声は、死ぬ時持っていけないのも実感でわかってきた。
何かやりたいという気持ちと時間の余裕が必要な気がする。

あぁ、後でこの文章を消すような気もする。
ちょっと未来の自分、別にいいじゃんそのまま載っけろ。
と、一応書いておく。


-----------
家に帰ってボブ・ディランのインタビューを探してみた。
以下引用。
”人間の頭を過る思いには二種類あって、それらは善意と悪意の二つだ。
人によってはどちらか一方が他方より多かったりするのだが、どちらも頭の中に浮かんでくる。
ソングライターになりたい、歌を歌うシンガーになりたいと思うのなら、それらの思いを分類できなければだめだ。
まずはそういったお荷物をすべて処分する。
それらは心を惑わすだけで、本来、無意味なものだから、いったん全部捨ててしまう事が大事だ。
それができたなら、状況を一種、監視するというか、こちらから様子を窺うことはできるが向こうからは惑わされることのない、そんな場所ができる。
外から入ってくるものをただむやみに受け入れるだけでなく、自分からも何かをもたらすことができる場所だ。”

と書いてた。
昔は意味が分からなかったが、今ではそんなややこしい話ではないと分かる。
自分の頭の中の要らない思いを分けて捨てろ、という事だ。
それは難しいが、大事だ。
近所の神社のお祭りに行ってきた。
家を出る前から、子供たちは嬉しそうだった。
三年ぶりだからね。
前にお祭りに行ったのを覚えてるか?と聞くと、覚えてないと言う。

まずは、かき氷を食べた。
ブルーハワイとコーラ味。
結構、体が冷える。
境内には色んなゲームの店がある。
輪投げ、パチンコ、缶倒し、クジ引き、スーパーボールすくい、ボールを穴に入れるやつ、そして金魚すくい。
どれも一回3〜500円で、あっと言う間に終わってしまう。
そして景品のオモチャを選ぶのだけど、このオモチャが嬉しいみたい。
僕が子供の頃も、お祭りのオモチャはとても嬉しかったな。
昔はもっとオモチャの種類があった気がする。
僕の子供時代は、第二次ベビーブームの頃だから、子供相手の商売は活気があったんだろうかね。

たくさんお金を使ったけど、もし一生思い出に残れば安い、そう考えて良しとした。
子供の頃のお祭りは楽しかったという記憶はいいもので、子供達が将来覚えててくれるといいが、とりあえず僕は忘れる事はないだろう。
こういうのがあると、夏はいいなと思う。
子供の頃の家の周りは、古き良き日本であった。
先祖から引き継いだ家と土地で、手作りの石垣、道、田畑、誰かが植えた木、誰かが整備した川辺。
何人もが手をかけて、住みやすくした土地だった。
すげーいい場所だった、それに気がついたのは、大阪に来てからだった。
今思えば、特別だったみたい。
小学校低学年の頃に、道路が舗装され始めた。
80年代頃に、川や田んぼや橋の整備工事があったりした。
小学生の頃には、小さな田んぼがたくさん連なって、春には山水を田んぼに引いていた。
カエルやイモリ、ドジョウ、たくさんいた。
初夏にはホタル!
まだ街灯も無くて、天の川は無数の星の集まりってのが一目瞭然だった。
今から思えばCG?ってくらいに綺麗だった。
銀河の姿が想像できた。
山で採れたキノコを食べ、ヨモギの葉でお餅を作り、ってな具合に、超、自然の中の暮らしだった。

その頃の風景を覚えてて、時々思い出してみる。
アスファルト、コンクリート、街灯が無いってのが良かった。
地球にも宇宙にも近い。
今でも、土や草、木に触れるのが好きだ。安心する。

そういうとこで育って、僕の性格にどう影響があったのか考えてた。
都会と違う事と言えば、人との距離感かな、と思う。
田舎では、自然の中にポツンポツンと人がいるという感覚だった。
僕の実家の家族は、人との距離感が遠いのだ。
それぞれポツンと独立してて、そこに居合わせている感じ。
周りに生命体が多いからだろう。
植物、虫、哺乳類、爬虫類、生命だらけだ。
なので、あまり人間同士でストレスを感じ合う事が少なかったような気がする。
人間以外の物の存在感が強いのだ。

大阪の人はわちゃわちゃしてて、人との距離感が近い。
どちらも面白いと思う。
ただ僕は生まれが自然の中なので、時々公園の土と木に触れたくなるらしい。
ななこが学校から詰将棋の本を借りてきてた。
一生懸命読みながら、「3三飛成 同金、いや、まてよ、、」とか独り言を言っている。
側で聞いてて、面白くてたまらない。
つい「玄人みたいだね」と言ってしまう。
すぐにいっちょ前になっちゃうね。

なつなりは「蜘蛛二匹と、蟻十匹を戦わせたい。でも虫を殺したら地獄に落ちるから、父さんどうしたらいい?」と聞いてくる。
こちらも面白くてたまらない。
やってみたら?と思うのだが。

子供は自由でいいな、サッカー、将棋、キーボード、ウクレレ、絵本作り、工作、色んな事をしてる。
だけど勉強ばかりで嫌だ、と言っている。
いや、充分遊んでるじゃんと思うのだけど。

この前は、家に帰ると「押入れの店」というのを作ってた。
押入れの中に駄菓子屋もどきを作って、お菓子などを1円2円で売っている。
父さん買いませんか?と言うが、僕としては「そのお菓子は、もともとはお父さんの働いたお金で買った物で、それを君らはお父さんに売ってお金にする気か?」と思ってしまう。
もちろん言わないけど。
開店セールで半額です、と言うので1円のお菓子を貰った。
どうも1円の半額は0円にしてくれるようだ。
ご丁寧に手書きのレシートをくれた。
「おしいれのみせ」という手書きの看板が可愛らしかった。
休日に雨予報、けど良い事もある。
公園に人が少なくて、気兼ねなくギターを弾いて歌える。
雨はどうする?よく茂った木の下が狙い目。
ふふふ。
いや、屋根のあるとこもある。

雨の予報だけど、意外と降らない。
歌っていると雀が寄ってきた。
仲間だと思っているのか?
蟻も謎の虫も寄ってくる。
しばらく歌う。
これで一週間は持つ。
何が?
自分が外に開いた感?みたいなの。
あんまり開放的なタイプでないから、歌うとバランスが取れる。

ギタレレがなかなか便利。
ちょうどいい。
バランスがギター過多にならず済む。
ギターに頼れないので歌を意識できる。
歌の練習に最適かもしれない。

これでちょっとは開けたかな。。
よくよく考えると普段から、あまりお金を使ってない。
毎月の出費は、漫画雑誌800円、炭酸水とお菓子2000円くらい、漫画やCD500円使うかどうか。
あとは消耗品合わせて、月5000円くらいしか使わない。
お酒辞めたらそんな感じになった。
髪は自分で切る、缶ジュース買わない、携帯代3000円ちょい、サブスク入ってない、と全然お金を使わないで済む。
エンゲル係数はすごく高いと思う。
すげー俺、頑張ってるではないか、、
誰も褒めてくれんので、ここに記す、、(笑)

今日7月13日は、僕の生まれ育った町の神社で、毎年お祭りがある日だ。
僕は小学3年生くらいから、子供神楽団に入って、そういうお祭りで神楽をやっていた。
神楽というのは、鬼退治などの神話を、笛や太鼓のお囃子に合わせて、踊りで演じるもの。
歌舞伎のお祭りバージョンみたいな感じかな。
割と楽しんでやっていた。
人前に出るのも結構好きだった。
なんせ子供のやる事なので、特に老人達が楽しんでくれたみたい。
老人ホームの慰問なども何回か行ったし、護国神社やデパートの屋上なんかも行った。
テレビのニュースや新聞なんかにも出た。
いろいろやった中で、その7月13日のお祭りが一番楽しかった。
クラスメイトも見に来てくれるし、出番が終わったら出店巡り、何やかんやで夜の12時くらいまで親も子供も遊んでた。
高学年になったら、学校の方まで探検に行ったりして、親公認で夜遊びができる日って感じだった。
お祭りって必要だね。
夏祭りも文化祭も体育祭も、しばらく世の中から消えたもんね。
しかし、またコロナ感染者が増えてるようで、どうなることやらね、、
朝起きたら雷が鳴っていた。
結構雨も降っていたようだ。三時半くらい。
雷を聞きながら、しばらくなんやかんやして、朝食を作った。
鶏胸肉を茹でているんだけど、それを使って蕎麦を作った。
僕の朝食について書いてみる。

料理酒を入れた水を沸騰させ、鶏胸肉を五分煮る。
火を止めて、蓋をしたまま三十分余熱で火を通し、冷めたら茹で汁と一緒にタッパーで保存する。3、4日は持つらしい。
その茹で汁が余るので、買ってきた蕎麦を入れて食べる事にしてる。
舞茸と鶏胸肉の皮の部分、豆腐を入れて茹でて、麺つゆと天かす、ネギ、七味、を後から入れて食べてる。
鶏胸肉はサラダに入れてる。
レンチンした舞茸と適当な野菜、ほうれん草とか、ネギ、コーン、ワカメ、キャベツなんかに、胡椒、ポン酢少々、米酢、オリーブオイルをかけて食べる。
ハチミツをかけたヨーグルトも食べてる。
蕎麦を食べない日は、納豆と豆腐とご飯を食べる。
納豆にネギと、サラダの残りの米酢とオリーブオイルの混ざったのを入れて食べると美味しい。

これを作るのが僕のモーニングルーティーンってやつ。
この食事に変えて、腸の調子がすこぶる良い。
お酒飲むと、腸の具合が変わるのが分かるくらいに調子が良い。
もともと、マンガで読む自律神経を整える方法、みたいなのを読んで発酵食品を食べ始めた。
腸がセロトニンを作るとか何とか書いてたような。
一応最初に、炭水化物、脂質、タンパク質、の割合を計算したけど、ちょっと変わったからどうなってるかわからんが。
なんせ、食事はちょっと気をつけてる。
ポテチは食べるけど、、

話は変わるけど、今年中に世界人口が80億になるらしい。
インドの人口が中国を上回るらしい。
いつの間にそんなに増えたんだ。
小学生の頃、46億が常識だったのに。
ちょっとびっくりした。

この写真は、前に書いた神社の樹齢1000年の木。

家に帰ると、蝉が脱皮している途中だった。
どうやら昼間に子供らが幼虫を持って帰ってたらしい。
殻から出て、上手に羽を伸ばせる体勢になる。
本能は凄いなぁ、と思う。
薄い色の羽が綺麗だった。
ちょっと前に、アオスジアゲハの二匹も蝶になって飛んでった。
脱皮、失敗しやしないか、と心配したが、皆上手いもんだ。
自然の神秘。

昨日の参院選、自民圧勝だった。予想通り。
事前に政党マッチングというのをネットでやってみた。
何個かやってみたが、僕はどうやら反自民だった。
一番近いのは共産党だった。
絶対政権とれへんやん、、

僕の考えは、おそらく政治には向いてない。
広島県民なのだ。
核絶対ダメ、戦争絶対ダメ、抑止力?知らん、嫌なもんは嫌、という態度。
そういう人も必要だとは思うが。

アンチ自民だからといって政権取れそな党もなし、選択肢ないやん、であった。
そりゃそういう人、投票行かんわな、、と思ってしまう。
とりあえず教育に力を入れてるとこにした。
子供おるとそうなるね。
いっそ"子供らの未来党"とかあれば投票する。
なんてね、、
とりあえずの投票しかできへんかった。



小さなノートを買った。
文字を書くと頭が整理できる。
逆に書かないとモノを考えれなくなっている。
昔は歌詞を書くのに、気分を変えたくなる度にノートを買ってた。
実際効果あるし、いいノートってあった。
魔法のかかるノート。

南海キャンディーズの山ちゃんの「天才はあきらめた」という本を読んだ。
めちゃ面白くて、一気に読み終えた。
とにかくノートに書きまくる人だった。
相方に不満が出たりって、バンドと一緒で共感するとこ多かった。
上手くいかないと相手のせいにしちゃうんだよな、実際は凄く助けられてるのに。
山ちゃんは天才だと後書きでオードリーの若林が書いてた。
それを読んで、思い出してノートを買った。
何か書いてて見つかるといいが。
7月9日、ラジオで「マイ・シャローナ」流れる。
語呂合わせで"ナック"だそうだ。

今日は朝からボブ・ディランを聴いていた。
ブートレッグ・シリーズのロイヤルアルバートホールのやつ。
ザ・バンドを従えての「ライク・ア・ローリングストーン」の前に、「ユダ!(裏切り者)」って言われるので有名なライブ。
僕は前半の弾き語りパートが好きでたまに聴く。
集中してるのが伝わるライブだ。
この頃の映像で、ボブ・ディランはライブ中に顔が引きつっていたりする。
ストレスと疲労なんかな?

僕は二十代の頃、ボブ・ディランってよく分からなかった。
7、8枚はアルバム聴いてたんだけど。
おぉ、凄いんだなと思ったのは「ドント・ルック・バック」という映画を観てから。
字幕付きで歌詞が分かるってのもあるけど、言葉より映像で伝わるカリスマ性の方に惹かれた。
色んなミュージシャンが絶頂期に見せる、内面が顔に出てるやつ。
僕はあれが好きなのだ。
マーク・ボランやマイケル・スタイプ、スザンヌ・ヴェガなども一時期、同じ顔をしてたと思う。
そういう"顔"を音楽と結び付けて、ロックという商売にしたのがボブ・ディランから、というのが僕の認識なのだ。
ロックの幻想の部分。そういう幻想がとても好きだ。
だからノーベル文学賞を貰った時はちょっと違和感があった。
ボブ・ディランの本質は言葉ではなく、肉体に詩を乗せた事だというのが僕の持論なのだ。
音楽を聴くより映像を観たほうが分かりやすい人だと思う。
知らんけど、、、
家に帰ると、安倍前首相のニュースをやってた。
第一印象は"怖いな"だった。
あまりニュースを見る気にならない。
ラジオで聞くニュースと、テレビの映像ありのニュースでは怖さが違う。
あまりショッキングな映像を見たくない。

手製の銃と宗教がらみと、なんだかインターネットの影響が強そうな印象だ。
40代は政治に対する恨みが強いのだろうか。
まるで別世界のように思う。想像力が及ばない。
幕末かなんかのようだ。
動機と犯行手段は今っぽい。
なんだかよう分からん。

少し前に中国の領海侵犯のニュースをやってた。
どうしても選挙前だから情報を出してるんだな、と思ってしまう。
選挙には行くが、無力感が強い。
いつも結果に、なんで?と思ってしまう。
個人の願望より、集団の利害の方が票を集めるんだろう、、

あかん、後ろ向きだ、、
しかしどうも政治が世の中を良くするイメージが持てない。


などと書いてたら、川から口のとんがった亀が出てきた。
「スッポンか?」とテンションが上がる。
政治より身近なスッポン、等と言ってたら怒られそうだ。
そのうち子供が大きくなったら、子供にも怒られる、たぶん。
しかし、この川、スッポンおるのか?

政治って理性なんだな、本能的でない。
本能的なのは権力欲だけ。
結局、それで動いている。

というのが、僕の政治についての感想。
悲観的だ。
   
Copyright ©  -- B-SNAIL --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]